はじめに:住まいの“気”は心にも影響する
「この家に引っ越してから気分が沈みがち…」
「なんとなくやる気が出ない、眠れない…」
そんな状態が続くとき、実は家の間取りや環境が影響している可能性があります。
風水では、住まいの「気」の流れが人の心身に大きな影響を与えると考えられており、陰の気が強い空間や気の停滞した場所では、心も重くなりやすいとされています。
今回は、うつになりやすい家の風水的な特徴と、今日からできる改善策をご紹介します。
1:日当たりと風通しが悪い家は要注意
自然光が入らず、風の通りも悪い家は、風水的に「陰の気」がこもりやすく、心のエネルギーも下がりがちになります。
- 窓が少なく閉塞感のある間取り
- 湿気がこもりやすくカビが出やすい
- 常にカーテンを閉めたままの生活
改善策:
- カーテンを朝のうちに開けて朝日を取り入れる
- 空気の入れ替えを1日2回以上実施
- 観葉植物や空気清浄機を取り入れ、気の循環を促す
2:家の中心にトイレや浴室がある間取り
風水では、家の中央「太極」は家族全体の健康運や気のバランスを保つ要(かなめ)とされます。
そこに不浄とされる水回り(トイレ・浴室)があると、気の乱れから心身にも不調が現れやすいとされています。
改善策:
- 太極に水回りがある場合は清潔・換気を徹底
- 水晶や盛り塩、観葉植物で気を整える
- 浴室・トイレには明るい色のマットやカーテンを使用
3:収納や梁が家の中心に集中している
収納スペースや梁(はり)が家の中央にあると、気の流れを塞ぎ、無意識のストレスを感じやすくなります。
特に収納に古い物や使わない物を詰め込みすぎていると、“停滞した気”が家全体に影響します。
改善策:
- 家の中央はなるべく開放的なスペースに
- 不要な物は捨てて“気のスペース”を空ける
- 梁が目立つ場合は布やカーテンで視覚的に緩和
4:インテリアが暗すぎる・尖っている
黒・グレー・深い青などの暗い色で統一された空間は、気分が沈みやすい傾向にあります。
また、尖った家具や装飾が多いと、「殺気」を感じやすく、無意識の緊張や不安につながることも。
改善策:
- ベージュ・アイボリー・薄いグリーンなど、明るく柔らかい色をベースに
- 丸みのある家具・ファブリックで空間を和らげる
- 照明は間接照明や暖色系のLEDで安心感を演出
5:玄関が暗く、気が入りにくい
玄関は「気の入口」。ここが暗く狭いと、良い運気も入りづらく、やる気や活力が湧きにくくなります。
改善策:
- 玄関照明を明るくする(白熱色・センサー付きが◎)
- 不要な靴・傘・物を片付けてスペースを確保
- 鏡・観葉植物・お香などで気を整える
風水的な「気持ちを明るくするアイテム」
以下のアイテムは、部屋の波動を整え、気持ちを軽くするのに役立ちます。
- 観葉植物:サンスベリア・ポトス・アイビーなど
- ローズクォーツ・水晶:心を癒す効果のある天然石
- 香り:柑橘系やラベンダーのアロマでリラックス
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参考リンク:専門家による解説
まとめ:空間を整えれば、心も整っていく
うつのような心の不調は、生活環境からも大きな影響を受けています。
まずは光・風・色・配置を見直し、自分がリラックスできる空間に整えることが、風水的にも心身のケアにつながります。
家を整えることは、あなた自身を整えること。
今日からできる小さな工夫で、心が少しずつ軽くなる住まいを目指してみてください。