タロット占いに興味がある人なら、一度は「自分を占ってはいけない」という話を聞いたことがあるかもしれません。
「でも、自分のことを占いたい!」
「本当にダメなの?理由は?」
今回は、タロット占いで自分を占うことのメリット・デメリットや、正しく占うコツについて解説します!
なぜ「自分を占ってはいけない」と言われるのか?
タロットで自分を占うこと自体は、実はNGではありません。ただし、以下のような理由で「やめた方がいい」と言われることが多いのです。
① 客観的な判断ができなくなる
タロットは「解釈」が大切な占いです。自分にとって都合の悪いカードが出たとき、「きっとこれは違う意味だ」と無理にポジティブに解釈したり、逆に悪く考えすぎたりすることがあります。
💡 例:「恋愛の未来」を占ったら「塔(崩壊)」が出た!
→「でも、これは新しい出発ってことだよね…? いや、やっぱり不吉…?」
こんなふうに、冷静な判断ができなくなることがあります。
② 何度も占ってしまう
「この結果、納得できない! もう一回!」と何度も占ってしまうこともあります。
タロット占いは、1回のリーディングで「今の状況」を示すもの。何度も占うと、カードが混乱し、適切なメッセージを受け取れなくなると言われています。
③ 未来を固定してしまう
タロットの結果を見て、「もうダメなんだ…」と決めつけてしまうことがあります。でも、タロットは「未来を決める」占いではなく、「可能性を示す」占いです。
ネガティブなカードが出ても、それをどう活かすかが大切。結果にとらわれすぎると、行動が制限されてしまいます。
それでも自分を占いたい!正しく占うコツ
「でもやっぱり自分で占いたい!」という人のために、正しく自分を占う方法を紹介します。
① 質問をシンプルにする
曖昧な質問ではなく、具体的に聞きましょう。
❌ NG例:「私は幸せになれますか?」
⭕ OK例:「今の恋愛をより良くするためには、何を意識すればいい?」
② 1つの質問につき1回だけ占う
「納得いかないからもう一回!」はNG。1つの質問につき、占うのは1回だけにしましょう。
③ 他人を占うつもりで読む
カードを引いたら、「これは他人の相談だ」と思って読むと、冷静な判断ができます。
→ 友達の相談に答えるように、「このカードが出たなら、こうした方がいいよ」とアドバイスする感覚で!
④ ジャーナリング(記録を取る)
タロットの結果をノートに書き留め、時間をおいてから見直すのもおすすめ。冷静になれるので、客観的な視点でカードを読めるようになります。
まとめ:タロットは「使い方次第」
✔ 「自分を占ってはいけない」と言われるのは、冷静な判断が難しいから
✔ 何度も占うと、カードのメッセージがブレてしまう
✔ でも、正しく使えば自分の成長のために役立つ
✔ ポイントは「客観的に見る」「1回の占いを大切にする」こと
タロットは、正しく使えば強力な自己分析ツールになります。占い結果を冷静に受け止めながら、未来をより良くするために活用していきましょう!
